婚活相手の残念な口癖にまいった!

2016年6月5日日曜日 口癖 婚活相手

婚活デートで、そのほかの面ではとてもとてもポイントが高い男性なのに、たったひとつのことで残念な印象に早変わりしてしまう場合があるんだなあと思います。

人は知らず知らずに何度も発してしまう言葉があるようで、案外、それは内面的な人間性を如実に表す重要なキーワードだったりもするのでしょうか?


Gmailを使ってマッチ・ドットコムに登録直後から頻繁にメールを下さってた男性は、1つ年上で郵便局にお勤めです。
自分のプロフィールを詳しく書いておくと、相手から閲覧した場合も含めてマッチング率があがるとアドバイスされてそうしていましたが、それはたしかに根拠があった気がします。

メールのやりとりでは、お互い読書が趣味なので、本に関する話題が多かったな。メールの会話では男性の印象はとっても常識的で真面目。

自分宛のアプローチメールは相当数くるので、相手が信頼できるか否かはたくさんのメールを読み比べていると自然と学習できるようになります。で、ある程度、信頼感が得られて遊び半分で婚活しているんじゃないなと確信が持てたタイミングでラインでのやりとりに移行した私たち。実際に会うことにしました。

仕事の後に川口駅で待ち合わせ。
約束の場所で彼を待っていると、ある男性がしきりに私の前をウロウロ。頭のてっぺんから足の先までジロジロ見てくる。マッチ・ドットコムの顔写真しか知らない私は「ちょっと違うかな?」と、実物とのギャップを感じつつ、しかしこの人じゃないの? と、なんとなく特定しつつ…複雑な心持ちで突っ立っていた。

この場面は受け身でいるしかないと思った私はドギマギしながらその男性の行動に注目していた。すると…「すみません__さんですか?」と別の男性が声をかけてきた。

なーんだ! 私なに勘違いしてんだろ!?
マッチ・ドットコムの顔写真通り! いやむしろ、実物の方が良いぞっ!

想像通りの真面目系の男性、スーッと肩の力が抜ける感じで会えて良かったと思える男性だった。

夕食を食べることにした。お店は私に選ばせてくれた。ここであんまし嗜好の強いお店をチョイスするのはいかがなものかと判断した私は、さりげなく当たり障りのない女子の印象をキープするためにもパスタのお店を提案した。

さて、第一印象は予想以上に高ポイントだった彼でしたが、会話を重ねるたびに「残念な口癖」が耳に付くこととなったのだ。



「外食は滅多にしないからお店全然知らないんですよ。外食はもったいないですからね」
瞬間、もしもこれから婚活デートが継続される関係になったら外食抜き? 的な素朴な疑問が……

自己紹介的な会話が交わされてゆく――。

「学生時代はボディビルディング部にいたんです。プロテイン飲んだりするんですが、それも結構高くて毎月5000円ぐらいかかってしまい…買うのがもったいないから部活を辞めちゃったんです」

「音楽も好きですよ。スマホにいろいろ入れています。でも、バッテリーの減りが早くてもったいないからあまり聴かないですけどね」

「お昼は母親にお弁当作ってもらっているんです。コンビニで買うのはもったいないですからね」

「映画は好きですが、1000円の日しか観ないです。普通の料金じゃもったいないですよね」

モッタイナイモッタイナイモッタイナイ・・・たった数時間で彼の口から、どれだけこの言葉を聞いただろう。これが私が感じた、婚活相手の残念な口癖だ。

もちろん…節約は大いに結構。私も、浪費はできることなら減らしたい。以前、自分の欲しい物ならお金に糸目をつけずに何でもかんでも購入する男性と付き合ったことがある。しかし、経済観念の不一致に不安を覚えていた。

でもね……
ここまで「もったいない」を連呼されちゃうと、残念という表現がもっともふさわしい感情がわき上がってくるのだった。
もしも結婚して、何十年もして、子供が大きくなって教育費や学費の出費に頭を悩ますような時期になって「もったいない」主義でお金を切り詰める時期があるのかもしれない。それは理解できる。でも、婚活デートもしかり結婚して新婚ホヤホヤ当初からことあるたびに「もったいない」を連呼されてしまったら妻として我慢できるだろうか?

たまには贅沢なデートもしたい。オシャレもしたい。インテリアだって実用性だけじゃなく遊び心が欲しい。それらは「たまには」で十分なのだ。なのに〝たまには〟のたびに〝もったいない〟を繰りかえされる男性と、精神的に健康な交際ができるんだろうか?

婚活相手の残念な口癖…もったいないを、屈託の無い笑顔で連発する彼を見ながら、ふといろんなネガティブマインドを張り巡らせてしまった。

「遅くなっては申し訳ないので、そろそろ帰りましょうか。僕は本当はバスで帰った方が近いのですが、途中まで電車で帰る方が安いので一緒の電車で帰りましょう。もったいないですもんね!」
「…………」

ちなみに、残念な口癖を除外すると他の面ではすごく好印象な人。それだけに残念な口癖が残念でならない。恋活中、婚活中の男子諸君! あんまり「もったいない」って連呼しないでね。これから始まる恋愛に、夢が消えてしまいます。
(__*)


で……
先日お会いした、残念な口癖を頻発する郵便局にお勤めの彼から「また会いたいです」と連絡をいただいた。

いちおう、ありがたい。
でも……
モッタイナイモッタイナイモッタイナイが頭を巡る。

週末に友人のMちゃんと雑貨店を見て回りながら相談した。Mちゃんとは10数年の友人。
彼女の口から1度もネガティブな言葉や人を悪く言う言葉を聞いたことがない。ホント、すごい子だ。見習わなければ、といつも思う。
(私にはなかなか出来ないのだ)

そんなMちゃんが私の話を聞いて「そんなのダメ」と言った。

「初対面のたった数時間でモッタイナイを何回も言うなんて?」
「付き合ったら、それ以上に言うに決まってるよ?」
「こういうお店来ても、そんなの必要無いとか、無駄だとかモッタイナイって言うんだよ?」
「ぜったい無理無理?」

だよねーっ( ̄。 ̄;)

私、ショッピング好きだもんな。
可愛い雑貨とか買おうとしたら彼に却下されちゃうんだろうな。

Mちゃんの意見で決めたわけではない。私も心では「無理」って感じていたんだ。やはり、価値観の違いはぬぐえないと思う。
やっぱりお断りします。
アドバイスありがとう、Mちゃん。
そして、また会いたいと言ってくれた彼にありがとう。
もったいない!?
スポンサーリンク
スポンサーリンク

  • ?±??G???g???[?d????u?b?N?}?[?N???A

30代毒女のプロフィール

30代を超えると独身女の成婚率は何パーセント…系の統計が目に触れると反射的に焦燥感にかられてしまう最近。自然な恋愛とか彼からのプロポーズとか婚約とか…もう、そんなこと言ってられない年なのかもしれない。
恋愛の失敗は結婚の不成立? 打算を効かせた恋はしたくないけれど、結婚できない毒女は恋愛に臆病になりながら気づけば30代半ばに…でも、やっぱり恋愛がしたい! そして、結婚がしたいっ!
そんな奥手毒女が、理想の婚活相手と巡り会うまでの道のりを書き留めるブログです。

アクセスの多いページ

    スポンサーリンク
  • 年収の額だけを求める婚活に将来の幸せはあるんだろうか? もちろん、結婚とは愛があって価値観の共有があって経済力は付加価値的に求められるべき要素であると思いたい。 しかし、医者や公務員に限定して婚活する女性が少なくない昨今、年収の低い男性との結婚なら最初からしない方が幸せだ...
  • 相性って大事だ。 結婚したい男女が集う婚活パーティーに出席すると、たしかに多くのお相手候補が存在してて、パーティー開始の瞬間は思わず結婚とやらに自信がわいてくる瞬間がある。 しかし、時間が経過すると共にぼやけていた視界が次第にはっきりしてくるような・・・そんな感覚と同時に...
  • 果たして、就職先の会社によって結婚時期は早まるか? あるいは理想の結婚がしやすいか? ふと、そんな疑問に駆られるときがある。 結婚するために就職先を決めるわけでもない。それはもっともな話だ。が、よほどライフワークとして自分の仕事に夢とモチベーションと適正がマッチした就職先を決...
  • 婚活デートで、そのほかの面ではとてもとてもポイントが高い男性なのに、たったひとつのことで残念な印象に早変わりしてしまう場合があるんだなあと思います。 人は知らず知らずに何度も発してしまう言葉があるようで、案外、それは内面的な人間性を如実に表す重要なキーワードだったりもするので...
  • 年が変わり、今年もまた歳をひとつ重ねる・・・ 今年は昨年以上に「婚活」を頑張って行こうと思っています。 思えば、元婚活相手である元カレとアタシとの間には〝ゴメン〟のひと言が行き来することがなかったと今さら気付きました。 ――昨年末、結婚を意識していた元カレとの別れを覚悟...


人気婚活ブログランキングへ