マッチ・ドットコムの二つのメリットは評判通りだった
30代も半ばにさしかかると、毒女が自然に結婚するなんて一般的な婚活事情の傾向からしても不可能なんじゃないのか? そういう焦りに駆られた私は思いきってネットのお力を借りることにした。
つまり、婚活サイトの活用である。あー……いよいよこれで、私の婚活が本格始動する、そんな気持ちになると同時に、成婚という結果に並々ならぬ期待を寄せている。
善は急げ! 勇気を出して登録してみたのがマッチ・ドットコム。
そもそも、ネットで恋活やら婚活やら、奥手毒女の私には踏み込む勇気がなかったのが正直な気持ちだ。なにごとも、初めてのデビューってやつは緊張するよね。警戒心ばかりが先行して評判が気になると、婚活サイトを利用したユーザーのネガティブレビューばかりに目がいってしまい、ポジティブレビューは自作自演のやらせレビューだっていう固定観念が抜けない。
いいように書いてあることは全部、営業のうたい文句で実際は書いてあることと現実のギャップが大きすぎるんじゃないの? なんて、とにかく警戒しっぱなしの私でした。
実際にマッチ・ドットコムに登録してみると意外や意外!
登録者の面々は結婚というライフイベントにまじめに取り組んでいることが、どこからともなく伝わってきたのだ。これは評判通り。登録してログイン後、予想以上に明るい健全な空気が流れている婚活コミュニティだったのが第一印象。
そしてなによりも結婚を合理的に成功させるには、このような婚活サイトを利用する方が確実に早期で婚活相手が見つかるだろう自信が持てた気持ちは大きい。
早速、入会登録。プロフィール入力やらいろいろ設定。マッチ・ドットコムの利点は何よりも月額固定制だということ。いといろと他社の婚活サービスを比較検討したところ、メールのやりとり回数が一定回数を超えると課金やポイントの消費がみるみる上乗せされそうだったが、マッチ・ドットコムは違う。定額制だから、そんなの気にせず交際条件と相性の良さそうな相手にどんどんメールのやりとりが行えるのだ。月額固定制のメリットは評判通り、活発な婚活に貢献してくれそうだ。
私の場合、マッチ・ドットコムを選んだ一番の動機は、その会員数の規模だ。
詰まる話、ネット婚活サイトの評判に正確性はない。評判というものはなんだかんだ言っても他人の意見だから評判というわけで、自己判断というものは評判からではなく体験から生成されるものである!なにごとも評判だけに流されてしまうクセがついてしまえば、ここは自己判断でなきゃっていう大事なところで空振りばっかりする人になってしまう……。
理想の結婚に空振りがあってはならぬ! というわけで千思万考した結果、マッチ・ドットコムにしたというわけ。
世界24カ国・1500万人の会員の中から恋人候補を探せるのはいいとして、日本国内でも157万名の会員を突破したそうだ。これはやはり日本最大級のネット婚活サイトと言うほかにないだろう。せっかく婚活に投資するわけだから理想の婚活相手を探すことができる分母は、たとえひとりでも多い方が物理的に有利であるに決まってる。となると、婚活サイトの会員数という絶対値の分母が大きければ大きいほど、ひとりの会員が出会える婚活相手の質があがるのは必至。
結論、私は会員数の規模を一番のメリットとして利用するサービスを決めた。加えて、月額固定制だからメールのやりとりをする相手の数を制限しなくても大丈夫な点。この二つのメリットは、理想の結婚相手を求めてより多くの婚活相手と追加課金などを全く気にせずにいくらでもメール交換できるというメリットにつながるのだ。
余談だが、マッチ・ドットコムのサイトイメージで印象的だったのは〝いかにもイケメンとイケ女の顔モデル〟を起用した造りになっていないところだった。他社サイトにありがちな…幸せ色をムンムン漂わしたイケメンとイケ女がドカーンと目に飛び込んできてニッコリピースしてるような露出は、個人的にドン引きしてしまう私だ。
サイトイメージと成婚率の関係がどうなのかは不明だが、少なくとも私は、現実っぽいイメージでPRしてるサイトイメージの方が安心できた気がする。
そんなわけで、ここでの出会いが成婚につながりますよーにとお祈りしつつ、30代毒女のMy婚活が始まる……。
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